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源氏庵の独り言

発句(ほっく)

市場の中で品物を競る場合のスタート価格(競り人が最初に品物に付ける価格。)

競り人・発句人

競りのスタート価格を付ける人の事で高すぎず安すぎず競り声の掛かり良い価格を提示する人の事で、ある程度各地の市場の相場や品の価値が判る人で無いとする事が出来ず競り人によってその市場の売り上げが決定すると言っても過言では無いです。

初品(うぶひん)

骨董屋さんや初出屋さんが直接、個人から仕入れた品でまだ第三者を介してない品の事で、通常の品の売買より人気があり、結構高い値段が付く事が多い。

はたし

各地の骨董市場を巡り、各地の相場の違いによって品を売り買いする事を生業とした古物業者の方の事を言います。

成り行き・前売り

この表現には、各地色々あって限定は出来ませんが、市場の中で成り行きで売る品で、通常売主の意向は、関係無く、買い方の競りの声が止まった価格にて取引されるやり方。

本番

成り行きとは違い、買い方の競り声が止まった価格であっても、売主の希望価格に達しない場合には、売らない事を選択する事が出来るやり方。

売り方

市場に品物を持って来て品物を売る立場の人。(通常売り方と買い方は一緒の場合が多い。初品会の場合には、売り方と買い方とは、はっきり分かれている。)

買い方

市場に品物を仕入れに来る立場の人。(通常売り方と買い方は一緒の場合が多い。初品会の場合には、売り方と買い方とは、はっきり分かれている。)